人形制作会議 第22回
参加メンバー
6名。
1号

それでは今回も引き続き、生地の裁断、そのパート2だ。前回プリントアウトした型紙を使って、シーチング生地から型紙通りに裁断する。
そのためにまず、型紙を、シーチングに書き写す。
3号

たしか、しめのん工房ではトレース台を使ってトレースするんだったんだよね。
2号

特別仕様みたいな?
1号

トレース台がない場合は、ちょっと面倒だけど、型紙の線に沿って等間隔で穴を開けておいて、チャコペンで点を打ち、型紙を外したのちに点と点を繋げていくといいだろう。
それか、チャコペーパーを購入して用意し、それを使うことになるのかな。使ったことないけど。

5号 うさぎ

お絵描きタイムか。AIにやらせたらだめだぞ。
1号

AIはまったく関係ないから安心しろ。しかし将来的にキャラクター画像から型紙を生成してくれるAIが開発されるかもな。
4号

写したら、裁ちバサミでカットする。

6号 アリス

うさぎちゃんがロータリーカッターを使ってるの?
1号

いや、フリだけだ。ロータリーカッターは直線をカットするにはいいが、曲線はカットしにくい。もしかしたら回転する部分が小さいやつだといいかもしれないが……
がしかし、骨袋や芯袋などの直線をカットするときは、ロータリーカッターが大活躍だ。数が多いし。

4号

うさぎがハサミで切るのもフリだけ。
5号 うさぎ

バレたか。じゃロータリーカッターは、コロコロ名人の私がやってもいいかな。
1号

いや、コロコロ名人はコロコロクリーナーを専門にやっててくれ。危ないから。
2号

補強用の布ならいいんじゃない? 失敗してもいいし。
6号 アリス

補強用の布って小さいけど数が多すぎじゃない?
1号

そうだな。二枚重ねで使うし。──まあでも、端切れを利用するから、エコだ。
ちなみに以下の画像はロータリーカッターでカットしたものだ。型紙とかいらないもの用だから簡単だ。いちおう並べておこう。

3号

これが終わるとようやくミシンの出番かな?
1号

そうだね。ミシンが稼働し始めると、人形制作をしている、って気分になる。──さあ、始めよう!
4号

次回は、下準備。
まとめ
型紙をトレース台を使って生地に写して、裁断した。