ドールカバー作り

人形制作会議 第29回

参加メンバー

6名。

1号

1号

えー……あー……カバー作りを詳しくやろうと思っていたが、いろいろあって、完成報告になってしまった。許せ。

5号 うさぎ

5号

許さぬぞ!

画像1:生地ジャージー

1号

1号

まず、カバーの生地は、綿ジャージー。長さは4メートル。幅は44センチの輪になったやつだ。カラーはカーキ色。

で、ちょっともっこりしてるのは、すでに裁断したものを新しいものに見せかけているからだ。はっきり言おう、裁断する前の撮影をし忘れてた。

4号

4号

型紙も使い回し。

2号

2号

また1号の手抜き癖?

画像2:画用紙で作った型紙

1号

1号

──いや。ちゃんと切り貼りして、サイズ調節はしてあるぞ。画用紙で簡単に作れるからな。

ただ、本体のわた詰めが甘かったせいか、ややカバーがダブついているような、いないような、そういったところがあるので、今後の参考にしよう。

3号

3号

今回のが最終じゃなかった?

1号

1号

うん。最終で、これからは量産体制に入るつもり。

以下の画像は、向かって左側が男性タイプに組み立てたもの、右側は女性タイプにして組み立てたもの。このように布製解体人形シメノンドールは性別の変更が可能だ。これが基本。

画像3:カバーをつけた30号の全身(男性タイプ、女性タイプ)を見ている4号、3号、1号

6号 アリス

6号

その色は基本ではないんでしょ? すごく変な色。

1号

1号

うむ。基本色はキャラにもよるがベージュ系になるな。

しかし形は、これを基本としシメノン001が作られ、フェルトで眉とまつ毛、そこにプリントアウトした瞳とで個性的な顔を作り、既成のウィッグとコスプレ衣装を着せて、キャラクタードールとなる。

5号 うさぎ

5号

フリーレンだったっけ。私よりめちゃデカくない?

画像4:5号と30号との身長差の比較、自遊自在のワイヤーを見ている4号

1号

1号

でかいな。身長は140センチクラスだが、タオルキャップをして150センチに届くかどうかくらいだ。てか25号や26号とほとんど同じだろ。知らないふりをするな。

ちなみに、自立しているように見えるが「自遊自在」というワイヤーで、首のフックに引っ掛けて、吊るしているだけである。──そうそう、シメノンドールは抱き人形でもあるので「タオルキャップ」と「サテンパンツ」、そして場所を取らない展示のための「自遊自在」、この三点があって標準仕様と考えている。

4号

4号

自遊自在は、直径6ミリ、2メートル、色はスノーまたはカラス。

1号

1号

うむ。4号の前にあるのが、自遊自在というワイヤーである。2メートルのやつを、半分に折り曲げて完成だ。ポーズをつけたい場合もこれを体に巻き付け利用する。

2号

2号

それじゃこれでようやく何とかなるの?

3号

3号

まだキャラクター作りがあるのでは?

1号

1号

そうだね。でもそれはキャラを変えて作る度毎に起きることだから、その都度なんとかしていくようなもの、になるかな。

まとめ

ようやく「布製解体人形シメノンドール」の完成。あとはひたすら作るのみ。