仮面人形#シメノンドール(第1話)
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1号:どうも。〈創作あーちすと〉のしめのんです。
1号:…………。
1号:——あ、いや、とくに話すこともないんだけどね……。
1号:とりあえず、はじめまして。
1号:じゃあ、これから始めるよ。期待してて——
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1号:——といってもね、まだ何もない状態で……
1号:ま、そのうちなんとかなるかな。
1号:ああ、もちろんね、人形の出品もやるよ。
1号:カッコいいのを、作りたいな。
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1号:あ、そうだ。
1号:いや……、まあ、いいや。
1号:これから、これから。
1号:ん……? 聞きたい?
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1号:え……っと。
1号:なんだったっけ……?
1号:——あ、そうだ、そうだ。
1号:好きだよ。
1号:——じゃあ、始めるよ。
談話室(2023-09-17)
参加メンバー
4名。
感想会
5号:なにこれ?
6号:意味不明。なんか偉そう。
1号:いやいやなんとなく、いいだろ? 大事なのは雰囲気だよ。
4号:1号は嘘をついている。
5号:やっぱりか!
1号:ん? なにも嘘はついてない。しぜんな流れだ。
6号:なにも考えていないとか?
1号:考えるんじゃない。感じるんだ!
5号:なにを?
1号:ん? あー、まー、うん、まあ、いいだろう。じつはこれは初めてのドールコミックで試作的な段階のものだったんだ。ということで、意味不明なのはしかたがない。以上。
5号:やっぱりそういうことだったのか!
6号:うさぎちゃん(5号)、ほんとうにわかってるの?
4号:5号も嘘をついている。
5号:バレた?
1号:いやそんな話はどうでもいい。ようはもう6年という年月が経っているということだ。
6号:え?
1号:初心忘るべからず。そしてこれからもつねに心機一転だ。