収益報告会議 第2回
参加メンバー
6名。
1号
さて、しめのん工房では「シメノンドール」という等身大の布人形を開発・制作しているのではあるが、工房を維持するためには潤沢な資金が必要となり、収益を上げなければならない。と、いうことで、いま、様々な手段で収益化を図ろうとしている。その第一弾が「異世界小説を書いて投稿する」というものである。
2号
これまでのあらすじ説明?
3号
たぶん外部サイトのリンクからやって来た人に向けてやっているのだと思う。
1号
えー、そもそも空想世界と人形は、親和性の高いものである。たとえば小説を書く人、小説を読む人は、その空想世界において鍛え上げられた想像力によって、容易に人形と話すことができるだろう。——ほら、そこのキミ! そうではないか?
2号
ちょっとそれはやりすぎじゃない? ふざけすぎ。
3号
たしかに。逆に心証が悪くなるかも。
1号
あ、ごめん。じゃ、仕切り直しで。——ということで、小説を書いて投稿しました。投稿サイト先は、「小説家になろう」「アルファポリス」「カクヨム」。作品へのリンクは最後のまとめ欄に張っておきます。
5号 うさぎ
なんで1号は「おきます」とか、いつもと違うしゃべり方してんの?
6号 アリス
人形好きじゃない人も見ているかもしれないからだよ。
5号 うさぎ
あ、そうなの? じゃ、嫌なら見るな!
1号
おい、コラ! それは呪いのフレーズだぞ! しめのん工房を潰す気か!
6号 アリス
1号がふざけすぎだから、うさぎちゃんもふざけただけだよ。
5号 うさぎ
そだよ。私は一流の女優だから。「悪役令嬢」とかいうの、やろうか?
1号
いや、いい。悪役令嬢ものもけっこう面白いが、これからやるには時期を逸しているように思えるしな。
2号
ここはそういう話をする場所なの?
1号
ん? あ、ちょっと違うかな。ま、内容に関して話し合うのも悪くはないが、いまは、投稿についてだ! ——小説投稿サイトのアカウントを取るのは簡単だったが、「あらすじ」もしくは「概要」といったものを用意するのを失念していた。やはり投稿サイトで重要なのはそういったものだと思われる!
3号
ただ投稿しただけでは埋もれていくんだろうね。
1号
うん。とりあえずしばらく様子を見て、対策を考えていこう。今回は投稿したという報告まで、かな。で、次回、3サイトに投稿してどうなったか。その反応とか。あと、小説投稿における報酬システムについても報告しよう。
4号
乞うご期待。
まとめ
異世界小説
『神物語 つまり、私が本当の神様になった世界でのお話。』(大歳士人)
:カクヨム