人類の快楽

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１号：ちょっとした物語をつくりたいんだけど、７号、シナリオ、頼めるかな？

７号：いいけど、なら、３号の協力が必要かな。

３号：え？　それって、どういう？

７号：『少女終末旅行』的なコンセプトで、５号と６号に旅に出てもらうんだよ。世界の終わりと、始まりの、暗闇の中に。で、そこで肝となってくるのは、哲学的な思考、考察といったものだろ？　だから。

１号：へえ、いいね、それ。構想はもう出来てるの？

７号：出来てるというか、アイディアとしてあったんだけどね。

７号：ま、こんなの、ほかでは使えないから。

３号：まあいいよ、そういうことなら。哲学的な思索が、人類の快楽であり、エンタメであることを、もっと世に広めたいし。